アプリ開発に必要なリスク管理

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インターネット上で提供されているサービス。

今まではパソコンが主軸となって提供されていたサービスなども、
スマホの普及により昨今ではその主軸が、
パソコンからスマホへと移行の流れを辿っています。

また、スマホは新たな機種や機能、サイズやバリエーションなども次々に登場しており、
スマホに求められる役割は年々大きくなっています。

このような背景のもと、アプリ開発も複雑で大規模なものになりました。
決まった予算、スケジュール、といった制約の中で、品質の高いアプリを開発するためには、
要件定義からアプリ公開後の運用に至るプロジェクトフェーズなど、
これらで起こり得る様々なリスクを適切に管理していくことが重要になります。

もし仮にプロジェクトで何か大きな問題が発生してしまった場合、
問題が発生してから行動していては後手後手の対応になってしまい、
最悪の場合プロジェクトが炎上してしまう可能性すらあります。

プロジェクトは、一度炎上してしまえば正常なプロジェクト運営は失われ、
無茶なスケジュールやその場しのぎの対応しか取れなくなってしまいます。

その結果として業務効率の低下、アプリ品質の低下など、
様々な問題が連鎖的に膨れてしまうという事にも繋がるんですね。

しかし、それらのリスクの多くは問題が発覚する前、
用件定義や設計の段階から既に潜んでいるものなんです。

ですから、これらを見逃す事なく、
適切な処置をとることが出来ていればプロジェクト成功の鍵になります。
以下はアプリ開発における、基本的なリスク管理の方法です。

 

・ドキュメントの作成
会話などで直接コミュニケーションをとる事も大切ですが、メモなどを取るわけでもなく自の記憶のみで管理するのはやめましょう。時間が経つに連れて薄れてしまったり、勘違いが生じるリスクもあります。あらかじめドキュメントを作成し、それを関係者間で共有する事。そうする事で認識の違いなど、未然に防ぐことに繋がります。「最終的にはドキュメントとして起こすこと」が重要です。
また、ドキュメントテンプレートやチェックリストを活用する事は、考慮漏れを防ぐ手段としても有効です。過去のプロジェクトで考慮漏れが発生した箇所をテンプレートやチェックリストの項目として追加しアップデートしていく。
そうして出来たテンプレートやチェックリストは、独自の経験から生み出された貴重なノウハウとなります。

 

・漸進的な開発手法
スパイラルモデルのように機能を追加していく方法や、アジャイルのように不具合が生じた際は戻る工程が少ない方法などを用いると、実際に動くものを早い段階で触ることができるため、早期に認識の違いや考慮漏れを検出しやすくなります。文字やワイヤーフレーム、カンプではなく、実際動くものを触れるということは、非常に大切です。

 

・プロトタイピング
先にお話しましたドキュメントで確認する方法だけでも、だいぶ認識の違いの軽減は期待できます。
ですが、これだけでは内容の解釈に認識の違いが生じてしまうリスクはまだあります。画面遷移やアニメーションといった動きのあるものに対して、ドキュメントだけで表現するのは難しいからです。このような文字だけでは解釈の違いが生まれやすい部分に関しては、プロトタイプの作成が有効な手段です。

 

・早期のテスト設計
早い段階でテスト設計してしまう事は、考慮漏れの発生を防ぐのに有効な手段です。テスト項目の作成にあたり、期待結果のインプットは仕様です。そのため、期待結果の不明な項目は考慮漏れという事が分かり、考慮漏れを早期発見することができます。

 

アプリ開発だけではなく、
どんな物事でも新しいものを生み出そうとするとリスクが伴います。

また、新しいものを生み出す挑戦なしに、
魅力的なサービスやプロダクトを生み出していく事は出来ません。

ですから「リスクがあるから挑戦しない」という選択肢を選ぶのではなく、
新しい事にチャレンジする時は、そのリスクに対してどのように向き合い、
どのようにリスク回避をしていくのか。

その時々に伴うリスクと上手に付き合っていく事が重要です。

リスクというのは「リスクを知らない」という事が一番のリスクであり、
リスク管理ができるようになれば、リスクの伴う事にも安心して挑戦することができます。

イーディーエーではこのようにリスクをしっかりと管理し、アプリ開発を行っております。
アプリ開発にご興味のある方は是非、イーディーエーにお問い合わせください。

笹尾 朋民
アシスタントディレクター、サポート業務を担当。
趣味は「料理」「読書」「ダンス」など浅く広く。
絵を描くのが好きで、無心になりたい時は何時間でも描き続ける。
好きな犬種はゴールデンレトリバー。
好きな番組は「月曜から夜ふかし」フェフ姉さんのコーナーが特に好き。