普通の人の感覚を失わないために心がけていること

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日々開発を続けているとお客様としての目線で物事を捉えるのが難しくなります。
例えばアプリを操作した場合
「“普通”はこういう操作が望ましいだろう」とか、
「こういう画面の場合、“普通”こういう風に操作をしたい」
など、普通とは一般的な感覚のことをいいますが、そもそも普通というのは、日々の経験の積み重ねや通常のルールに基づいて得られるものです。
しかしその感覚とは世代や育ってきた環境によって異なります。
そこで僕が日頃から普通の人の感覚を失わないために心がけていることを書きます。
皆様の参考になれば幸いです。

電車内での観察

僕は電車に乗ったら他の人が何をしているのか観察します。

「大学生風の若者はスマホでゲームをしている」
「30代のサラリーマンはタブレットで電子書籍を読んでいる」
「女性はLINEでメッセージを書いている」

また、身なりから流行のファッションや経済状況や性格がおおよそ想像がつきます。
具体的なユーザーの姿を想像します。

「一ヶ月で自由になるお金はいくらぐらいか?」
「何にお金をかけているのか?」
「何で心癒されされているのか?」

などなど。リアルなユーザー層を想像します。
「誰かが買ってくれるだろう」ではなく、
「この人ならこのコンテンツに、このぐらいのお金を払ってくれるに違いない」というところまで考えます。

コンビニでの観察

コンビニでは約2500種類の商品が置かれていますが、そのラインナップを観察します。
店舗の場所やお店の種類によって客層が異なるので、なるべく多くのコンビニをチェックします。

「そのお店では何が一番売れているのか?」
「何を一番売ろうとしているのか?」

コンビニの棚には限りがあるので、その棚に置かれたものは、
熾烈な競争を勝ち抜いた商品のみが並びます。
ですから考え抜かれたものが置いてあります。
また、季節イベント
「バレンタイン」「ホワイトデー」「母の日」「父の日」「ハロウィン」「クリスマス」。

また流行の食材などメーカーの思惑や、お店のこだわりなどが判ります。
そこではマーケティングがなされ、ヒットさせるための戦略が練りこまれています。

流行の観察

「今世間で流行っていることは何か?」
テレビのニュースや、新聞、雑誌などから今の流行を認識します。

「ポケモンGOを巡る論争」
「芸能人のゴシップ」
「オリンピック」
「ショッキングな事件」
といったものから、政治、経済、キーワードなど、様々なことをざっと頭に入れておきます。

また、情報のスピードは、ひと昔前ならテレビ、新聞など大手メディアが早かったのですが、
今やTwitterなどのSNSからの情報が早いのではないでしょうか。
そうした情報も確認します。

集めた情報から何を感じるか

世間の流行とは別に、
「自分が感じるもの」
「自分が面白いと思ったこと」
などを自問自答します。
すると現在満足しているものや不満に思っていることが浮かび上がります。
そうして、自分を客観視し、世間的な視点と比較して、現在の平均的な感覚とのズレを調整します。

……以上、僕が行っていることです。

開発にのめり込み過ぎると、なかなか普通の感覚とズレてしまいがちになるのです。
例えば、内輪受け的なネタや、マニアックすぎる面白さなど。
あくまでターゲットユーザーのことを考えないと、
ユーザー置いてけぼりのものになるからです。

今のところ、ユーザーがアプリを使うのは、ツールとして、
もしくは通勤、通学時間のちょっとした時間で息抜きができるもの。
また、お昼ご飯の合間や、夕食後のちょっとした時間だと思われます。

まずは普通の感覚を得て、そこから普通でない発想へと飛躍する。
飛躍した発想は果たして、普通の人にとって面白いのか。
を普通の人の感覚に照らし合わせて検証する。
こうしたことを繰り返し、アプリ開発に望んでいます。
いかがでしょうか。皆様の何かの参考になれば幸いです。

松浦 幸治
ゲーム開発者を経て、E.D.Aへ入社。ディレクターを担当。
ドラマ鑑賞と読書が趣味。妻と子供の三人暮らし。

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東京品川のスマホアプリ開発会社です。
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